決められない人

季節や色の中で私はこの色が、この季節が好き!と即答できる人に憧れる。凄いと思う。

 

別に自分は優柔不断な方では無い。決めなきゃいけない時が来たらすぐ決められるタイプだ。

なのに、色と季節だけはいくら考えても1つに絞れない。

 

多分決める必要がないからだろう。

これらを選ぶ必要に迫られることがない。

2色あってどっちがいい?って言われることはあるが、別にどっちでもいい。その日の気分にもよるし、周りの配色なんかによっても選択は変わる。常にこの色じゃなきゃ泣いちゃう!暴れるぞ!とはならない。そもそも、色くらいで態度が変わるほど私はもう子供ではないのだ。もう立派な大人になったのだ。ハム太郎なのだ。

 

季節はどの季節にもいい点と悪い点がある

春は自分の誕生日だし、ポカポカして過ごしやすい反面、周りの環境が変わったりなんだりで心の調子が整わない。何を着ればいいのか分からない。地面に落ちてる散った桜の花びらが汚い。といった嫌な部分が隠れてる。

夏も、なんか休み長いし、果物は美味しいし、晴れてるし、何着ても大体許されるから好き!とはならない。暑すぎる、毛穴という毛穴から暑さに対する怒りが打ち上がるが、汗で流されてやる気も失われる。最強の季節!とは言えない。

秋は、短すぎる。食欲、読書、芸術、これらを詰め込むにはあまりにも短い。短いのに詰め込みすぎだ。結局食欲しか満たされず終わる。そんな自分が嫌になるからダメだ。

冬?寒いので却下です。寒いのに体を叩き起こして学校へ向かうのに、休講が続いたり、映像を見て終わる。冬は自宅学習、という制度ができない限り、ベストシーズンの称号は渡せない

 

こんな感じで全部違ったベクトルの悪い点があるから1つに絞るのは無理だ。むしろ絞れるのが不思議だ。むしろ悪いのは私なのか?

知ったこっちゃない。嫌なのは嫌なんだから

 

 

こんな感じで選べないのに好きな色と季節を聞かれることはあるので、

とりあえず適当に季節は春。色は薄い色。

と答えるようにしている。

 

誕生日だし〜とそれっぽい理由を言えるし、薄い色は前に言ったらウケたから、